状況好転に「マイナス」になってしまう事(続き)

NG行動3.「他人(親・環境)」を責め続ける、または無理に「許そう」とする

3つ目のNG行動は、他人や環境に対する意識の向け方です。
特に多いのが、「親(毒親)」や「過去のいじめ」への執着です。

「親のせい」にするのは、事実だが解決策ではない

あなたの生きづらさの原因が、親の歪んだ教育にあること。それは紛れもない事実でしょう。
しかし、「あいつのせいでこうなった」と相手を責めることにエネルギーを使っても、相手は変わりませんし、失われた時間は戻ってきません。

怒りのエネルギーを「相手への攻撃」や「恨み」に使い続ける限り、あなたの人生の主導権は、親(加害者)が握ったままです。

「親を許しましょう」というスピリチュアルの暴力

さらにタチが悪いのが、この逆です。
多くのセラピストや自己啓発書はこう言います。

「親を許さないと幸せになれません」

「感謝しましょう。そうすればブロックが外れます」

これは明確な嘘であり、暴力です。

まだ心の中で血を流している被害者に対して、「加害者を愛せ」と強要する。
これを真に受けて、許せない自分を「私はまだ修行が足りない」と責めてしまう人が後を絶ちません。

当オフィスでは、断言します。
幸せになるために、親や加害者を許す必要は1ミリもありません。

「許す」のではなく「データを削除」する

必要なのは、道徳的な「許し」や「和解」ではありません。
あなたの脳内にこびりついている、親から入れられた「不要な信念(呪い)」のデータを削除(クリアリング)することです。

データを削除し、脳の回路を遮断すれば、相手に対する感情は「恨み」でも「愛」でもなく、「無関心」になります。

「そういえば、そんな人もいたな」
相手が生きようが死のうが、自分の感情が全く揺さぶられない状態。

これこそが本当の自由であり、解決です。

あなたの貴重なエネルギーを、「過去の清算」ではなく「未来の創造」に使ってください。

ここまで、「なぜ生きづらいのか」「なぜ変われなかったのか」という理論をお伝えしてきました。
いよいよ、ここからは解決編です。

では、具体的にどうやって脳のバグを修正し、潜在意識を書き換えていくのか?
ゆうすけ式セッションの具体的な「4つのステップ」を公開します。

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